秋-。もっとも好きな季節。
お洋服のコーディネイトもマフラーや帽子等小物も増えて夏よりずっと着こなしを楽しめるし、なんといっても食べ物が美味しい!

秋の出張中、いつもごやっかいになっているお宅のフランス人のだんな様が好物ということで秋のくだもの「ミラベル」という黄金色の小さなプラムが食卓に並ぶ。
ぶどうとプラムの間のような味は、すっきりとした甘さでつまむ手があ〜!止まらなくなってしまう!
食料品店には、このミラベルで作ったジャムやお酒等もありフランスではとてもポピュラーなくだものらしい。 そして、あちらの方は皮ごとなんでも食べていることが多い。私はついクセでプラムもミラベルも皮を剥いてしまうのだけど、「日本人だね〜!」と言われる。…だってクセなんだもの!

この写真のマロンペーストはいつもお土産に買うもの。
フロマージュブランに混ぜても良いし、パンに塗ってもそのまま食べても美味しい!
秋のフランスの食料品店は栗が入ったものがすごく増える。お肉料理も栗を合わせたものとか…。
秋限定で密かに私の好きなもの…それはジャムで有名なBonne Mamanの「Confiture d'hiver」(冬のジャム)。ネーミングもなんか素敵。
栗のピュレ−にチョコとオレンジピールが入っていて、名前通り秋冬しか売ってない。
でも、それがいいのかも。待つ愉しみがあって…!

生牡蠣やきのこ達が待つ秋のフランスへ…!仕事を忘れそう。



Page25(文・写真/ K. Tadano )   





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