

元々すごく方向音痴で
すぐ道に迷う。
パリは通りの一本一本に名前がついているので
比較的迷子にならない。
が、地図を持っている時に限るけども。
迷ってラッキーな時もある。
特に良いお店に出会えた時!
写真はマレにある雑誌専門の古書のお店。
店内は音楽とファッションの古い雑誌で埋めつくされていて、
お客さんも真剣に自分の宝物を探している。
たくさんの貴重な古い雑誌たち。
1950年代のクチュール全盛期のヴォ−グなんか…写真もイラストも
ため息もので美しいし、今のものより斬新なデザインだ。
後から…日本の雑誌でディオールのデザイナー、
ジョン・ガリアーノもこのお店を推薦していたことを知った。
今年の秋には…また、クチュールの波がやってくるそうです。
本当に良いデザインは色褪せないのだな
と、実感。
過去のひとの思いが、現代を今も支えているんですね。
Page44(文・写真/ K. Tadano )
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