花火を見上げるように、
「ほ〜っ」と(ちょっぴりクチを開けて)
たくさんの人の顔が「輝きと光」を見上げていた。

10月4日、パリは「La Nuit Blanche」というお祭り。
そのひと晩をアートや音楽で楽しもう…!という日だ。

会場はいつもお馴染みの駅や教会などなど。
私たちも一番近い会場の東駅へ出掛けてみた。
たくさんの人々ー。
いつもはグレーな東駅の前のビルもコンテンポラリーアートの作品で虹色にお化粧!

その大きなビルの上から
まるで絵の具が「タラ〜リタラリ」と垂れてくるような映像。
ロールシャッハテストみたいに不思議なかたちになったり。
きゃーと大きな万華鏡見ているみたい。
子供も大人もあんぐり。

良く見ると…それはビデオではなく、
実際にその場でアーティストが小さなガラスにいろんな絵の具を垂らし、
それを巨大にプロジェクターで写しだしていたのでした!

札幌でいうと…札幌駅と駅ビル2つに巨大映像を写している感じ??

なんだか…楽しみ方が中途半端じゃないのが
パリなのかしら!
また、疲れが吹っ飛んだ夜でした。

他、サンジェルマン教会でのパティ・スミスと彼女の子供達の無料ライブとか!
あったみたいです。

日本のアーティストも他の会場で「素晴らしい」!参加していました。

大通り公園のイルミネーションも、
こんな風にならないかなぁ*
ちょっぴり思います。





Page50(文・写真/ K. Tadano )   





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