今、パリで話題の店「Merci」に行ってみた。
入り口に飾ってある、真っ赤なかわいい車が目印。
パリのとてもシックな子供服「ボンポアン」のオーナー夫妻がオープンさせたお店だ。
オーナー夫妻が「今、自分たちが世界にできること」を考え、この店は生まれた。
この店の利益は、世界の貧しい国や恵まれない子供たちのための援助金として
寄付される仕組みになっている。
店内に入ったとたん、
天井から吊り下げられた沢山のカップに驚く。まるでカーテンのよう！
本当にディスプレイが楽しい。
そして、とっても広い店内。ギャラリーに来たようなデザイン。
中には、子供服、洋服、雑貨、本、花、家具、キッチン用品などなど…
様々な商品で溢れ、見ているだけでも飽きない。
しかも、どれも素敵なブランドがブティックより少しお手頃価格で
提供されている。（クリスチャン・トルチュやクロエ、新しいパリの新鋭ブランドなど）
「あ〜このシャンデリア、持って帰りたい！」なんて物欲の嵐。
欲しいもので狂いそうだったけど
結局、「買い過ぎ注意報」が発令して、
可愛い手書きのカップと、メルシーのメダルを買った。
あんなに沢山あるカップはどれ一つとして同じ物がなく、選ぶのが大変！
結局、飲み終えると「Merci」という文字が、カップの底にでてくるものにした。
そして、Merciの文字のメダルはブレスレットに改良してみた。
手首に揺れるメルシーの文字。
眺めながら、いつでも…メルシーの気持ちを忘れないように…と思う。
「気づかせてくれてありがとう」と、
なんだか「Merci」にメルシーな１日だった。
Page61（文・写真／ K. Tadano ）
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