出張での短いパリ滞在のなかでも、
ちょっとだけイベントがあると、また楽しいひと時。

今回はお友達に誘われて、
パリにあるマクロビオティックのお店「cimo」で行われた
お料理教室に参加してみました。

最初は先生のマクロビオティックの講義。
日本人より、日本食の良さに気づいている皆さんの知識に驚き!
お隣にいたマダムは、玄米食にしてから膝の痛みがとれたとか…。
食べ物で思考が変わるという話も、今の私に必要なことでした。

その後、皆さんで調理開始。先生達も生徒さん達も優しく、
ガレット・デ・ロワを作る時に、パイ生地に模様を書いてと言われ、
日本語で「ありがとう」と書いたら
焼き上がったものはなぜか、お花模様のようになってしまい「あらら」と思っていたら、
「きれい!きれい!」と皆さんほめて下さいました。
(本当は、ありがとうなんだけど…いいひと達)

最後にフランス人の先生が作った「赤出しのみそ汁」を
皆さんで飲んで、ほがらかに教室は終了。
先生に「お味噌汁美味しかった」というと、
恥ずかしそうに「ありがとう」と言って下さったのが、
印象的でした。笑顔のとても素敵な先生。
美味しいお料理をありがとうございます。
5時間、本当に楽しい時間でした。

作った料理を持って帰り、お友達と頂きましたが、
シンプルな味付けなのに、なんだかじ〜んとする味で、
身体の細胞が喜ぶのを実感した私達。
そして、大地できちんと育った食べ物で生きてる人達は
気持ちにも余裕があるのだな、先生と生徒さんに出会って感じました。
本当に食べ物は大事です。


そして嬉しいことに、
なんとガレット・デ・ロワのケーキに入った人形も当たったのでした。
1年間、幸運らしいです!やったー!



Page66(文・写真/ K. Tadano )   





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