「Paris Dialy」〜パリのこと、日々の生活の様々なことを綴っていきます〜


まだ寒さが残るパリの街。
そして新しいアドレスがどんどん増えている
エネルギッシュな場所でもあります。

毎回、滞在最後の日曜日は、
いつもパリ在の友人とブランチを兼ねて新しい場所に迎います。
バタバタの出張の最後を友人とゆっくり過ごすと、
心と頭がリセットされ、
新しいエネルギーが充電されます。
今回はサンマルタン運河沿いにある、
Le Comptoir Generalという
カフェとイベントホールになっているスペースに行きました。

入口はひっそりとしていますが、秘密の小道を入っていくと、
大きな建物があり、ドアを開けるともうそこはアフリカ風。
古い学校のような広い建物を改造したみたいで、
古き時代の?のアフリカ的なデコレーションの部屋がいくつも広がります。

カラスがトランプをくわえたオブジェ等がある不思議なミニギャラリーや、
ちょっと不気味なホラーミニ植物園、
いろんな色のテーブルや椅子の可愛いレストランやBARなど…
ちょっと毒があるけど、楽しそうな雰囲気。
行ったことないけど、アフリカってこんな感じなのかな?という感じ。
トイレの洗面台もなんと色とりどりバケツを改良したもの!
ちょっと笑ってしまうような装飾もあるこのお店は、
近所の家族やカップルで賑わっていました。

私たちは18ユーロのブランチを注文したのですが、
アフリカ風?のランチにパンケーキや飲みものデザートがついて盛りだくさん。
しかもドリンクもフードも皆さん好きなだけおかわりしています。
私たちもかなり長居をしてしまいました…(ごめんなさい)
お店の人は、フランス人とアフリカ人の人とが一緒に働いています。
そして本当に感じが良かったです。スタッフの微笑みは120%。
長居しても全然嫌な顔はしません。
私もいつでもあんな風に働けたらな、と思います。

十分に異空間のカフェを楽しんで店を出たあと、
静かなサンマルタン運河からセーヌ川まで散歩しました。

これから帰国し、またいつもの毎日がはじまるのを感じつつ、
パリの桜と透き通った空を見るのは、この上ない幸せ。
毎回、帰国前のこの時間がどんどん大切になっています。


●Le Comptoir General
80 Quai de Jemmapes
75010 Paris




Page 99 (2013.4.06 文・写真/タダノカオル)

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