「Paris Dialy」〜パリのこと、日々の生活の様々なことを綴っていきます〜


とうとうこのパリ日記もなんと100回!
自分でも驚きます。

自らのことを書くなんて恥ずかしいなぁと思いつつ、
パリに興味のある方へのサービスとして
一話一話書いてきました。
それがもう10年近く書いていたんですね。
ローマは一日にしてならず!笑。

せっかく100回目なので
これからのFORTUNAが
やっていきたいことを考えてみました。
そして、いろいろ考えて出てきた答えは…


パリ、ヨーロッパのエスプリのある物。
丁寧な仕事の国内作家の物。
今から3歳年をとった自分にも似合う物。
日本女性の美しさに合う物。
質の良い物。
美しい物。
役立つ物。


こういった創り手の見える商品を
いろんな出会いを積み重ねて、集めていきたいと思いました。

自分は物創りする人間ではないので、
だからこそ作家さんやデザイナーさんの真摯に作品に向き合う姿に
いつもグッとくきます。
何かに一生懸命なひとは、美しいです。
そして技術があるものは、美しく役立ちます。
創り手が紆余曲折し、一歩一歩創り上げて、
そしてやっとキラキラと素晴らしい作品になんだなと感じます。

お客様は不思議なもので、
何の情報もないのに見ただけでそれがわかるようです。
一番良いものを一番最初に手に取りますから。
わかるんですね〜すごい。

大人になると、
時間というものの大切さがはっきりしますよね。
一回の食事、一回のお出掛け…限られた時間だからこそ、
気にいったものと過ごすことはとても幸せ。
そして作者が気持ちを込めて創ったものは、
身に付ける人を美しくしますし、パワーもくれます。

そんなお手伝いをできるお店でありたいな、と考えています。
大切に創られたものは、大切な人と同じで
どこか「ふれあい」があるのだと思います。

秋からのFORTUNAは
そこへ向かいたいな…と思っています。





Page 100 (2013.6.02 文・写真/タダノカオル)

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